寒声
俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「寒声(かんごえ)」とは、寒の内(小寒から節分までの最も寒さが厳しい時期)に、長唄や浄瑠璃、詩吟、謡曲などの芸能や武道において、声を鍛えるために発声稽古を行うこと、またその時に発する声を指す三冬の季語です。凍てつく寒風の中で極限まで声を張り上げ、喉を鍛え抜くことで、澄んだ張りのある強靭な声を得られると信じられてきました。厳しい寒気の中で修練に励む人の気迫や、研ぎ澄まされた緊張感を象徴する言葉です。

この季語で詠むコツ

単に「声を出している」という事実だけでなく、その声が響く環境や張り詰めた空気を描くことがポイントです。周囲の静寂や暗闇、夜明け前の冷気などと対比させることで、寒声の鋭さやひたむきさが際立ちます。また、稽古をしている人物の姿そのものを細かく説明するよりも、息の白さや冷え切った稽古場の様子など、五感を刺激する具体的な情景を取り合わせると詩情が深まります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・場所や情景を表す言葉:川原、道場、板間、夜明け、遠山、川風 ・感覚や状態を表す言葉:裂く、澄み渡る、張り詰む、震ふ、一筋、息白し ・動詞の取り合わせ:響きけり、届きけり、消え入る、立ち向かふ

「寒声」の俳句例 (2件)

きぬ/″\に寒聲きけは哀れ也
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
寒聲や誰れ石投げる石手川
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「寒声」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

吾も世も

秋を抱ける

明日かな

風の背を

追うて紅葉の

散り頻る

前線が

流るる列島

紅葉染め

街路樹の

露弾き飛ぶ

紅葉狩り

かずら橋

一歩叫びて

紅葉狩り

紅葉狩り

街路の梢

独り愛で

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事