柿祭
autumn 行事

柿祭

かきまつり

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来\n「柿祭(かきまつり)」または「柿祭る」とは、秋の代表的な味覚である柿の収穫を祝い、神仏や自然の恵みに感謝を捧げる素朴な日本の風習・行事です。古くから柿は山里における貴重な栄養源であり、冬を越すための大切な保存食でもありました。そのため、美しく色づいた柿を神棚や仏壇に供え、一年の実りを感謝する営みが各家庭や地域で大切にされてきました。賑やかなお祭りというよりは、どこか厳かで温かい、生活に根ざした情緒を持つ季語です。\n\n### この季語で詠むコツ\n柿祭を詠む際は、単に柿という果物を描写するだけでなく、それを取り巻く「人々の暮らし」や「感謝の心」を意識することが大切です。収穫を無事に終えた安堵感や、お供えされた柿を囲む家族の温もりなど、人の営みに焦点を当てると独自の温かみが生まれます。また、秋の夕暮れの光や、家々のともしび、秋晴れの高い空といった背景を重ね合わせることで、句に深い立体感と情緒が加わります。\n\n### 相性のいい言葉・取り合わせ\n・光や温もりを表す言葉:ともしび、夕日、茜、ぬくもり、日和\n・生活や所作を表す言葉:供ふ(そなう)、手のひら、笑顔、安息、囲む\n・広がりを感じさせる風景:山里、高き天、国原(くにはら)、古寺、庭先

柿祭」の俳句例 (3件)

柿祭る国原にして高き天
飯田蛇笏【現代語訳】柿を神仏に供えて収穫を感謝する祭礼が行われているこの大和の国原の上には、どこまでも高く澄み渡った秋の天が広がっている。\n【鑑賞】蛇笏らしい格調高く雄大な句です。柿という身近で豊かな実りと、それを祭る人々のささやかな営みが、広大な大空の広がりの中で立体的に描き出されています。
柿祭る家のともしびゆれ合へり
水原秋桜子【現代語訳】柿の収穫を祝って祭る家々のともしびが、秋の夜風の中で互いに揺れ合っている。\n【鑑賞】秋桜子が得意とする叙情的な絵画風の描写です。素朴な柿祭が行われている農村の、温かくもどこか寂しげな夜の情景が、灯火のゆらめきを通して情緒豊かに表現されています。
柿祭る主の顔のぬくもりて
大野林火【現代語訳】柿祭を執り行っているその家の主の顔が、無事に収穫を終えた安堵と喜び、そしてお神酒のせいか、温かく上気している。\n【鑑賞】柿祭という素朴な信仰と祝祭の中で、主人の人間味あふれる表情を温かく捉えた一句です。収穫の喜びと家族の安泰を祈る穏やかな時間が、主の「ぬくもり」を通して伝わってきます。

みんなの「柿祭」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「柿祭」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語