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「蛇籠編む(じゃかごあむ)」は、夏の季語です。「蛇籠」とは、割いた竹や針金などを円筒状や細長い俵形に編み、中に石を詰めて川岸や堤防の護岸・水防に用いる土木資材のことです。その姿が長い大蛇に似ていることからこの名がつきました。かつては梅雨の出水期や台風の季節を前にして、水害を防ぐために村人や職人たちが総出で河原に集まり、青竹を割いて手作業で編み上げました。水辺の初夏の力強い労働の情景を伝える生活季語です。
蛇籠を編む作業の「活気」や「力感」、「素材の質感」に焦点を当てると生き生きとした句になります。竹を裂く鋭い音や針金を締め上げる金属音、編み手の荒い息遣いや流れる汗といった五感を刺激する描写を取り入れましょう。また、編んでいる場所である河原の広がりや、すぐそばを流れる急流の水音と対比させることで、水害に立ち向かう人々の真剣さや季節の移ろいを鮮やかに際立たせることができます。
・河原(かわら) ・青竹(あおだけ) ・木槌(きづち) ・水音(みずおと) ・手甲(てっこう) ・汗(あせ・夏の季語) ・早瀬(はやせ)
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秋の愁いも
味とせる
胡桃色
秋に映えたる
独特さ
街角の
秋の愁いや
セピア色
午後のお茶
ひとり点前や
秋愁ひ
秋愁ひ
柱時計の
ねぢの錆
秋愁を
心の灯とす
息込みぞ