日盛

日盛

ひざかり

別の表記・呼び名:日の盛(ひのさかり)

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意味・由来

「日盛(ひざかり)」とは、真夏の昼前後から午後にかけて、太陽の光と熱気が最も強烈に地上を照らしつける時間帯、あるいはその激しい暑さそのものを指す三夏の季語です。空には一点の曇りもなく、あまりの陽光に景色が白くかすみ、空気すら張り詰めているような圧倒的な暑さを表します。生命を育む太陽の力強さとともに、外を歩く人影もまばらになるような、どこか圧倒的で静かな迫力を持った言葉です。

この季語で詠むコツ

単に「とても暑い」と詠むのではなく、強烈な日差しによって周囲に生じる変化を具体的に描写するのが効果的です。光が強ければ強いほど、その足元には「濃い黒い影」が落ちます。また、アスファルトの強烈な照り返し、白く反射する壁、静まり返った街並み、あるいは日陰でじっと耐える猫や鳥など、日盛だからこそ際立つ「光と影の対比」や「静寂」に目を向けてみましょう。動きを止めた静の情景を描くことで、かえって容赦ない日差しが読者に強く伝わります。

相性のいい言葉・取り合わせ

日盛の強烈さを引き立てる無季の言葉や、夏の生活を描く言葉とよく調和します。 ・情景を切り取る言葉:白壁、舗装、濃き影、坂道、歩道橋、踏切 ・静けさや状態を表す言葉:静寂、微動だにせず、乾き、人影なし ・夏を耐える暮らしの言葉:冷茶、日傘、井戸水、暖簾

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