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「花の山」とは、桜の花が一面に咲き誇っている山のことを指します。俳句の世界で単に「花」といえば「桜」を意味するため、この季語は桜色に美しく染まった春の山そのものを表します。奈良の吉野山のように古くからの名所はもちろんのこと、里山や遠くに見える山々が山桜などで淡く白や薄紅色に霞むように咲き満ちている壮大で華やかな情景を詠む言葉です。
山全体が花に包まれている大きな広がりを捉えるのが基本ですが、遠くから眺めた「遠景」として詠むか、その山の中に分け入った「近景」として詠むかで句の表情が変わります。遠望するなら空の青さや春霞、光の移ろいとの対比を描くと雄大さが出ます。山の中にいるなら、足元の花びらや木々の香、鳥のさえずり、旅の疲れや心の高揚といった五感や内面を描き留めると、季語の持つ華やぎと深みがより一層引き立ちます。
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?大根干し
萎びて太さ
揃ひゆく
秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ