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「羣鳥羞を養ふ(ぐんちょうしゅうをやしなう)」は、二十四節気の「白露」の末候(9月中旬〜下旬頃)にあたる七十二候の一つです。「羣鳥」は群れ飛ぶ鳥たち、「羞(しゅう)」は「ごちそう」や「食べ物」を意味します。秋が深まるにつれ、山野の鳥たちが冬を越すために木の実などの餌をたくさん食べたり、巣に蓄えたりし始める自然の営みを表した季語です。実りの秋の豊かさと、迫り来る寒冷の季節への準備という、季節の移ろいを感じさせます。
文字数が長く漢語的な重みがある季語のため、下五に置くか、上五・中七で自然の情景をすっきりと描写して全体のバランスをとるのがポイントです。実際に鳥たちが忙しそうに木の実を啄む姿や、夕暮れの空を群れをなして飛ぶ羽音、山の木々が色づき始める様子などを具体的に描くと、季語の持つ生命感や切なさが引き立ちます。
・実りに関する言葉(木の実、団栗、茱萸、桑の実、稲穂など) ・時間や空模様(夕茜、夕日、朝霧、山風、空澄むなど) ・鳥の動きや音(啄む、群れ飛ぶ、羽音、囀り、梢など)
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