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大尺鴫(だいしゃくしぎ)は、シギ科の中でも最大級の大きさを誇る水鳥です。下に大きく弓なりに湾曲した非常に長いくちばしが最大の特徴で、その長さが一尺(約30センチ)もあるように見えることから「大尺(あるいは大杓)」の名が付きました。秋の渡りの季節になると、シベリア方面から日本各地の干潟や河口、海岸に飛来します。どこか寂しげで雄大な秋の海辺の景を象徴する、秋の季語(三秋・動物)として親しまれています。
大尺鴫の最大の魅力は、その特徴的で長い「湾曲したくちばし」と「大型の体躯」、そして広大な干潟や海辺を背景にした「孤独感や雄大さ」です。泥の中からカニなどを巧みに探り出す静かな仕草や、夕暮れの引き潮に立ち尽くす姿、一羽または群れで風をはらんで飛び立つ瞬間など、動と静の対比を意識して切り取ると効果的です。水鳥の姿そのものだけでなく、広がる干潟や秋の潮の満ち引きなど、周囲の雄大な自然環境を同時に描くことで、秋の深まりや寂寥感を鮮やかに表現できます。
・地形・情景:遠干潟(とおひがた)、夕潮(ゆうしお)、砂嘴(さし)、引き潮、荒磯、遠浅 ・天候・時間:秋日(あきひ)、秋風、夕映え、残照、薄暮、潮風 ・動詞・描写:嘴(くちばし)の曲がり、歩む、探る、飛沫、影長し
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