秋の駒

秋の駒

あきのこま

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋の駒(あきのこま)」とは、秋の季節の馬(駒)のことです。古くから「天高く馬肥ゆる秋」と言われるように、秋は豊かな牧草をたっぷりと食べ、馬たちが丸々と肥えて毛並みが美しく輝き、気力・体力ともに充実する時期です。青く澄み渡る秋空や色づき始めた野山を背景に、のびのびと草を食んだり駆け巡ったりする健やかな姿、あるいは収穫期の農作業や旅路を支えるたくましい姿など、生命力と秋の風情を象徴する動物季語として愛されてきました。

この季語で詠むコツ

秋ならではの「空気の澄み具合」や「光の美しさ」と馬の姿を対比・調和させることがポイントです。肥えて艶やかな毛並み、軽快に響く蹄の音、鼻息の白さや草を噛む音など、視覚だけでなく聴覚や触覚を意識して描写すると、馬の生命感が鮮やかに立ち上がります。また、旅愁や牧場の広大さ、秋の夕暮れの哀愁といった情感を背景に添えることで、奥行きのある句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・風景・自然:秋晴、秋風、草紅葉、高原、野路、夕日 ・馬の動作・様子:肥ゆる、嘶く(いななく)、草を食む、蹄(ひづめ)、たてがみ ・生活・情景:牧場、手綱、鈴の音、旅人、山里

秋の駒」の俳句例 (3件)

秋の駒ゆきずりに鼻吹かれけり
小林一茶【現代語訳】秋の馬とすれ違いざまに、ふっとその鼻息を吹きかけられたことだ。【鑑賞】旅の途中で出会った秋の馬との何気ない一瞬を描いた句です。秋の澄んだ空気の中、すれ違いざまに感じる馬の温かい鼻息と、生き生きとした体温が素朴かつユーモラスに伝わってきます。一茶らしい動物への温かな視線が光る名句です。
秋の駒母をはなれて草を喰ふ
高浜虚子【現代語訳】秋の牧場で、当歳の子馬が母馬から少し離れたところで、一人前に草を食べている。【鑑賞】春に生まれた仔馬が秋を迎えてすくすくと育ち、母馬のそばを離れて自立し始めている光景を客観写生で捉えています。秋の豊かな実りと、動物の健やかな成長への温かい眼差しが感じられる爽やかな一句です。
秋の駒遠く見ゆるや草紅葉
与謝蕪村【現代語訳】色づいた草紅葉が広がる秋の野原の向こうに、遠く馬の姿が見えている。【鑑賞】秋色に染まる広大な野原と、遠景に佇む馬の姿を一幅の絵画のように美しく切り取った句です。「草紅葉」の鮮やかさと「秋の駒」の伸びやかな存在感が重なり、澄み切った秋の情景が広がります。

みんなの「秋の駒」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋の駒」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語