秋七草

秋七草

あきななくさ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋七草(あきななくさ)」は、萩(はぎ)・尾花(おばな・ススキ)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)・桔梗(ききょう)の7つの秋の草花のことです。『万葉集』で山上憶良が詠んだ「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」などの二首の歌が由来となっています。春の七草が無病息災を願って「食べる草粥」として親しまれるのに対し、秋の七草は野山に咲く花の美しさや風情を「見て楽しむ・愛でる」対象として古くから日本人に親しまれてきました。

この季語で詠むコツ

「秋七草」は7つの花をまとめた総称のため、句に詠み込むとそれだけで秋の情緒や華やかさ、どこか漂う寂寥感が一気に立ち上がります。個々の花の名を列挙するのではなく、「秋七草」という言葉そのものが持つ豊かな季節感や、七種が一堂に会した姿(花瓶に生けた様子や花野の広がり、仏前への供花など)に着目するのがポイントです。また、七草すべてが揃っていなくても、秋の野山を代表する気配として捉えて詠むこともできます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・花器や空間を表す言葉:「籠(かご)」「花瓶」「書斎」「仏前」「床の間」「一輪挿し」 ・情景・天候を表す言葉:「野山」「花野」「山里」「朝露」「夕暮」「秋風」 ・動作を表す言葉:「束ねる」「活ける」「摘む」「挿す」「供ふ」

秋七草」の俳句例 (3件)

秋七草生けつゞけたる仏かな
高浜虚子【現代語訳】亡き人の仏前に、秋の七草を絶やすことなく生け続けていることだ。 【鑑賞】仏前に季節の草花を絶やさず供え、故人を偲び続ける遺族の温かな真心と深い哀慕が伝わってくる一句です。秋の七草の素朴で落ち着いた色合いが、静謐な祈りの空間にしっとりと調和しています。
秋七草画きて短冊売れにけり
正岡子規【現代語訳】秋の七草の絵を短冊に描いたところ、ありがたいことに売れたのだった。 【鑑賞】病床にありながら絵筆をとり、短冊に秋の草花を写生した子規の実感がこもった句です。自らの描いた短冊が売れたというささやかな喜びの中に、秋の風雅な情緒と生活感が生き生きと描かれています。
秋七草活けて書架ある一室に
詠み人知らず【現代語訳】秋の七草を書棚のある部屋に活けて、秋の静けさを楽しんでいる。 【鑑賞】書物が並ぶ知的な書斎の一角に、野の風情を湛えた秋の七草が活けられています。都会的な生活空間と野の自然美が美しく対比され、秋の澄んだ空気感や静かな読書の時間が上品に表現されています。

みんなの「秋七草」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋七草」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語