秋小寒

秋小寒

あきこさむ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋小寒(あきこさむ)」とは、秋深まる頃にふと感じる、やや身に染みるような肌寒さを表す季語です。「秋寒(あきさむ)」の傍題としても用いられます。冬の二十四節気にある「小寒」のような厳しい寒さではなく、秋特有の冷気を「小寒」と形容することで、ほんのりと立ち込める冷え込みや、肌寒さのなかに宿る繊細な寂寥感を表現しています。朝夕の風の冷たさや日暮れの早さに季節の移ろいを感じたときに使われます。

この季語で詠むコツ

単に気温が低いことを説明するのではなく、寒さによって際立つ「光の透明感」や「室内の静けさ」、「身の回りのささやかな変化」を描写するのがコツです。触覚的な冷たさだけでなく、澄んだ光や夕暮れの陰影といった視覚的な要素と組み合わせることで、秋小寒ならではの研ぎ澄まされた空気感が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 身の回り・暮らし:手鏡、硝子戸、湯呑、灯火、薄羽織
  • 自然・風景:夕日、木漏れ日、水面、小川、薄雲
  • 状態・動き:澄む、差す、暮るる、拭ふ、歩む

秋小寒」の俳句例 (3件)

秋小寒ひかりのなかを人がゆく
友岡子郷【現代語訳】秋の肌寒さの中、澄み渡る秋の光を浴びながら人が歩いてゆく。 【鑑賞】晩秋の冷涼な空気感と、そこに射す穏やかで透明感のある光の対比が鮮やかな一句です。「秋小寒」の静けさの中に、光の中を進む人間の姿が凛として浮かび上がります。
秋小寒手鏡をもて影を追ふ
阿部みどり女【現代語訳】秋の寒さを覚える日、手鏡を傾けながら光と影の動きを追っている。 【鑑賞】冷え込んできた屋内で、手鏡の光を静かに見つめる女性の繊細な心理を描写しています。肌寒さとともに深まる物思いや寂寥感が、手鏡という身近な道具を通して巧みに表現されています。
秋小寒一ト日の光尽きんとす
石原八束【現代語訳】秋の寒さが身に染みる中、今日一日の光が今まさに沈み尽きようとしている。 【鑑賞】夕暮れとともに急速に冷え込んでいく秋の黄昏を詠んだ句です。光が消えゆく時間への惜別の思いと、忍び寄る夜の冷気が「秋小寒」の言葉によって重厚に響き合っています。

みんなの「秋小寒」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋小寒」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語