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「つんつく踊(つんつくおどり)」は、秋の季語で、東京都西多摩郡檜原村小沢(こざわ)などに伝わる郷土色豊かな風流踊り(ふりゅうおどり)を指します。中世の念仏踊りや雨乞い・悪霊退散の祈願に由来するといわれ、国の選択無形民俗文化財や東京都指定無形民俗文化財にも指定されています。 「つんつく」というユーモラスで軽快な呼び名は、踊りに用いられる太鼓や笛の「つんつくつん」というリズミカルな囃子の響きに由来しています。山深い里の秋の夜、花笠をかぶり、腰太鼓を打ち鳴らしながら素朴かつ力強く足拍子を踏んで舞う姿は、秋の訪れと里人の祈りを鮮やかに伝えてくれます。
山里の澄んだ夜気や、祭りの灯火、素朴な躍動感を捉えるのがポイントです。「つんつく」という独特のオノマトペのような語感そのものに強いリズムと土俗的な魅力があるため、言葉の響きを損なわないよう、取り合わせる語は簡潔で情景が立ち上がるものを選ぶと効果的です。太鼓の音、土埃、山影、澄んだ星空など、踊り手を取り巻く大自然の気配と対比させると、深い詩情が生まれます。
・視覚:花笠、篝火、提灯、星月夜、土煙、山影、杉木立 ・聴覚:笛の音、腰太鼓、足拍子、風の音、川音 ・情調:山里、夜気、澄む、土の香、神さびて
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