つんつく踊

つんつく踊

つんつくおどり

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「つんつく踊(つんつくおどり)」は、秋の季語で、東京都西多摩郡檜原村小沢(こざわ)などに伝わる郷土色豊かな風流踊り(ふりゅうおどり)を指します。中世の念仏踊りや雨乞い・悪霊退散の祈願に由来するといわれ、国の選択無形民俗文化財や東京都指定無形民俗文化財にも指定されています。 「つんつく」というユーモラスで軽快な呼び名は、踊りに用いられる太鼓や笛の「つんつくつん」というリズミカルな囃子の響きに由来しています。山深い里の秋の夜、花笠をかぶり、腰太鼓を打ち鳴らしながら素朴かつ力強く足拍子を踏んで舞う姿は、秋の訪れと里人の祈りを鮮やかに伝えてくれます。

この季語で詠むコツ

山里の澄んだ夜気や、祭りの灯火、素朴な躍動感を捉えるのがポイントです。「つんつく」という独特のオノマトペのような語感そのものに強いリズムと土俗的な魅力があるため、言葉の響きを損なわないよう、取り合わせる語は簡潔で情景が立ち上がるものを選ぶと効果的です。太鼓の音、土埃、山影、澄んだ星空など、踊り手を取り巻く大自然の気配と対比させると、深い詩情が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・視覚:花笠、篝火、提灯、星月夜、土煙、山影、杉木立 ・聴覚:笛の音、腰太鼓、足拍子、風の音、川音 ・情調:山里、夜気、澄む、土の香、神さびて

つんつく踊」の俳句例 (3件)

つんつく踊星いつぱいの檜原村
岸風三樓【現代語訳】つんつく踊りが繰り広げられている檜原村の夜空には、降るような満天の星が広がっている。 【鑑賞】つんつく踊りの本場である東京都檜原村の自然を素直に写し取った一句。太鼓のリズムが響く山里の夜情と、頭上に広がる澄み渡った秋の星空との対比が美しく、素朴で神秘的な祭りの夜が見事に浮き彫りにされています。
つんつくの笛に山霊の集ひ来し
福田甲子雄【現代語訳】つんつく踊りの笛の音に誘われるように、山を守る神霊たちが集まってきたかのようだ。 【鑑賞】つんつく踊りが持つ神事・祈願としての本質に迫った句です。秋の澄んだ闇に響く素朴な笛の音に、自然の霊(山霊)が共鳴して寄り集まってくるような厳かさと、古の風流踊りの精神性を捉えています。
つんつくや山をめぐれる夜の川
飯田龍太【現代語訳】つんつく踊りの囃子が響いている。その山裾を巡るようにして、夜の川が音もなく流れている。 【鑑賞】祭りの喧騒や踊りのリズムと、山あいを静かに巡る夜の川の流れを取り合わせた一句。動と静、祭りの熱気と秋の夜川の冷涼感が見事な調和を見せており、甲斐・多摩の深い山峡の風土を感じさせます。

みんなの「つんつく踊」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「つんつく踊」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語