月落つ

月落つ

つきおつ

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「月落つ(つきおつ)」とは、秋の夜空を照らしていた月が西の地平線や山の端へと沈んでいく情景を指す季語です。単に月が沈むという天体現象にとどまらず、秋の澄み渡る夜気の中で月を見送り、夜が白み始める、あるいは深い闇が訪れる一瞬の寂寥感や余韻を象徴しています。古来、秋の月は鑑賞の対象として尊ばれてきましたが、その終わりを告げる「月落つ」の瞬間には、美しい秋の夜を惜しむ人々の繊細な情趣が色濃く宿っています。

この季語で詠むコツ

「月落つ」を用いる際は、月そのものの姿を描くだけでなく、月が沈んだことによって変化する周囲の空気や光景に目を向けるのがポイントです。月明かりが消えたことで急に際立つ闇の深さ、冷気、風の音、遠くの山並み、あるいは明け方の東の空のほの明るさなどを対比的に捉えると、情景に奥行きが生まれます。視覚的な変化だけでなく、肌に触れる冷気や聴覚的な静寂を織り込むことで、秋の深まりを情緒豊かに表現できます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・視覚・明暗を表す言葉:闇、星、朝ぼらけ、曙、仄白し、嶺(みね) ・触覚・気温を表す言葉:夜寒、冷気、風、露、ひやりと ・自然・風景の言葉:蕎麦畠、山脈、川霧、静寂

「月落つ」の俳句例 (1件)

月落つる西の空我が古里と
高浜虚子『七百五十句』(青空文庫)

みんなの「月落つ」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

冬の朝

米研ぐ指の

赤く肥ゆ

初霜を

踏み拉ぎゆく

田の柔し

蹲の

底に寄り合う

落葉かな

散り紅葉

熊手に刺さる

虫の穴

百幹の

風に籠れる

鹿のこゑ

青沼に

若き日の我

もみじ狩り

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事