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「座頭暦(ざとうごよみ)」とは、文字が読めない人々にも理解できるように、絵や記号を用いて月の日数(大の月・小の月)や二十四節気、日柄の吉凶などを表した絵暦の一種です。特に東北地方の南部藩(現在の岩手県)などで広く作られたものが有名です。「座頭」とはもともと盲人の職能集団の呼び名ですが、誰にでも分かるように知恵を絞った判じ絵の暦は、庶民の暮らしに根ざした温かみのある新年の季語として親しまれてきました。
民芸的な素朴さや、昔ながらの生活の知恵、どこかユーモラスな雰囲気を大切にして詠むのがコツです。難解な表現を避け、雪深い里の暮らしや囲炉裏端の温もり、素朴な紙や刷りの風合いなどを取り合わせると、季語の持つ素朴な魅力が際立ちます。日々のささやかな営みや、のどかな新春の気分を大らかに表現してみましょう。
・暮らしの情景(囲炉裏、土間、煤、障子、柱) ・風土や旅の言葉(雪国、みちのく、素焼、藁) ・質感や様子の言葉(判じ絵、古りたる、素朴、藁半紙)