卵酒

卵酒

たまござけ

別の表記・呼び名:玉子酒(たまござけ)

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意味・由来

卵酒は、温めた日本酒に溶き卵と砂糖を加え、よくかき混ぜて作る飲み物です。体を芯から温めて発汗を促し、滋養をつける効果があるため、古くから風邪の初期症状や冬の寒気を払うための民間療法として親しまれてきました。江戸時代にはすでに冬の風物詩として定着しており、家庭の温もりや素朴な知恵が感じられる生活感豊かな三冬の季語です。

この季語で詠むコツ

卵酒の魅力は、その温かみと情愛にあります。単に風邪を治す薬としてだけでなく、看病してくれる家族の優しさや、一人寝の寒さを慰めるひとときなど、感情の機微を描くのに最適です。また、とろりとした黄色い見た目、立ち上る甘い湯気、口に含んだときのふんわりとした舌触りなど、五感を意識した描写を入れると、より臨場感のある句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・看病や体調に関する言葉(熱、枕元、風邪、咳、布団) ・五感や情景に関する言葉(湯気、黄色、甘み、灯影、匙、夜更け) ・心情に関する言葉(温もり、安らぎ、母の手、眠気)

「卵酒」の俳句例 (2件)

ふるまはん深草殿に玉子酒
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
親鳥のぬくめ心地や玉子酒
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「卵酒」の詠み

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