季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
お正月の遊びという印象が強いかもしれませんが、俳句の世界では「凧」や「凧揚げ」は春の季語に分類されます。平安時代に中国から伝わり、江戸時代には庶民の間で広く親しまれました。当時は「いかのぼり」とも呼ばれていました。冬の寒さが緩み、空に穏やかでしっかりとした春風が吹き始める季節に、天高く揚げる遊びとして楽しまれたことから、春の季語として定着した歴史があります。
空に浮かぶ凧の色や形そのものを描くだけでなく、糸を握る手の力加減や、ピンと張り詰める糸の緊張感に注目してみましょう。目に見えない「風の強さ」や「大空の広がり」が読み手にリアルに伝わります。また、凧を懸命に追う子どもの姿や、広々とした野原、川原ののどかな風景を取り合わせることで、春ならではの明るく開放的な雰囲気をより鮮やかに表現することができます。
・春風(はるかぜ) ・青空(あおぞら) ・川原(かわら) ・糸の張り(いとのはり) ・指の痛み(ゆびのいたみ) ・子の声(このこえ)