鳥の卵

鳥の卵

とりのたまご

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意味・由来

「鳥の卵(とりのたまご)」は、春の繁殖期に野鳥が巣に産み落とした卵を指す春の季語です。鳥たちがつがいを作り、巣を編み、そこに新しい命が宿る様子は、まさに春の生命力の象徴です。青みがかった色や斑点のあるものなど、自然の造形の美しさや神秘性、そして触れれば壊れてしまいそうな小さく脆い命の温もりを感じさせます。

この季語で詠むコツ

単に「卵」としてしまうと食用の鶏卵を連想させやすいため、自然の情景や巣の存在、殻の色や質感などを具体的に描写するのが効果的です。梢の奥に隠された巣の静けさや、親鳥が巣を離れた一瞬の緊張感、あるいは卵の温かさや冷たさといった触覚に焦点を当てることで、春の生命の瑞々しさと儚さを鮮やかに描き出すことができます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・巣、小枝、梢、生垣、木漏れ日(無季の情景語) ・斑点、殻、ぬくもり、淡し、息づく(質感や状態を表す語) ・春風、霞、うららか(春の季語)

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