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西大寺会式(さいだいじえしき)は、奈良市にある真言律宗の総本山・西大寺で毎年秋に行われる「光明真言会(こうみょうしんごんえ)」を指す秋の季語です。鎌倉時代に西大寺を復興した叡尊(えいぞん)上人が始めた法会で、人々の罪過を滅し平和を祈願する厳粛な法要です。 また、この会式に合わせて行われる「大茶盛式(おおちゃもりしき)」でも広く知られています。直径30〜40センチ、重さ数キロにもなる特大の茶碗を両手で支え、参拝者が回し飲みをする伝統行事で、厳粛な法要と庶民的な賑わいが融合した奈良の秋の風物詩となっています。
西大寺の境内を満たす秋の澄んだ空気感や、古刹ならではの歴史的な重厚感を背景に据えるのがポイントです。法要の読経や声明の響き、僧侶たちの厳かな所作に着目するか、名物である「大茶盛」のユーモラスで和気あいあいとした光景に着目するかで句のトーンが大きく変わります。参拝者の表情、夕暮れの寺の影、大茶碗を抱える手の温もりなど、具体的な事象に焦点を当ててみましょう。
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