摩利支天詣

摩利支天詣

まりしてんまいり

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意味・由来

「摩利支天詣(まりしてんまいり)」は、新年に摩利支天を祀る寺社へ参詣し、一年の開運や厄除け、必勝を祈願する新年の季語です。摩利支天は古代インドの光の神に由来し、陽炎(かげろう)を神格化した存在とされています。陽炎は捉えることも傷つけることもできないことから、中世の武士たちに「負けない神」「護身の神」として深く信仰されました。また、摩利支天は猪の背に乗る姿で知られ、猪が神使とされているため、猪にゆかりの深い寺社(京都の禅居庵や東京の徳大寺など)には多くの参拝者が訪れます。

この季語で詠むコツ

勝負運や立身出世を願う力強い信仰であるため、新春の引き締まった空気感や凛とした気迫を句に込めるのがコツです。初詣の華やかさやのどかさとは一味違う、身を引き締めて願をかける人々の真剣な表情、境内を守る狛猪(こまいのしし)の姿、立ち上る線香の煙などを具体的に写生すると、摩利支天詣ならではの厳かな臨場感が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・石段、狛猪、境内、線香、護摩の煙 ・勝運、気迫、背筋、誓い、掌 ・初日、寒風、初青空、木漏れ日

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