季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。
「負相撲」とは、相撲の勝負に敗れること、あるいは敗れ去った力士その人を指す秋の季語です。古代の宮中行事である相撲節会が旧暦七月(初秋)に行われていたことや、全国の秋祭りで五穀豊穣を感謝して奉納相撲が催された歴史から、「相撲」は秋の季語とされています。歓声に沸く勝者の輝きとは対照的に、土俵の砂を浴びて引き揚げる敗者の姿には、勝負の世界の厳しさと秋ならではの哀愁が深く漂います。
「悔しい」「無念だ」といった感情を直接言葉にせず、具体的な動作や情景で語らせるのが上達への近道です。例えば、背中に白く残る土俵の砂、花道を去る重い足取り、無言で口をすすぐ力水など、敗者ならではの細やかな所作に目を向けましょう。秋の傾く夕日や冷ややかに吹き抜ける風など、秋の景観と響き合わせることで、哀愁だけでなく力士の矜持や人間味を豊かに描き出すことができます。
秋の季語であるため、組み合わせる言葉も秋の風物や季節感を持たない言葉を選びます。 ・砂、背中、花道、足音、水、肩(力士のたたずまいを表す無季の言葉) ・秋風、秋夕焼、秋の日、暮色(物悲しさを引き立てる秋の言葉)