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「鶻(こつ)」とは、ハヤブサ科の猛禽類(ハヤブサ)やタカの類を指す漢名に由来する秋の季語です。鋭い嘴と鉤爪、そして獲物を狙って上空から急降下する圧倒的な飛翔スピードが特徴です。古くから漢詩などで気高く勇壮な鳥として詠まれてきました。秋の澄み切った高い空を鋭く切り裂くように飛ぶ姿や、張り詰めた気配を表現する際に用いられます。
「鶻」という漢字を用いることで、通常の「鷹」や「隼」という表記よりも、どこか古典的で硬質な緊迫感や、漢詩的な格調の高さを醸し出すことができます。広大で静まり返った秋の風景(澄んだ空、山野、枯れ野)と対比させ、一瞬の俊敏な動きや鋭い眼光、羽音などを捉えると、研ぎ澄まされた秋の空気感を際立たせることができます。
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