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「霧」は秋の季語として知られ、空気中の水分が微小な水滴となって浮遊し、視界がかすむ現象を指します。春に立つものは「霞(かすみ)」と呼び分けられ、秋のものは「霧」と表現するのが伝統的な約束事です。山々や街並みを静けさで包み込み、幻想的でどこか寂しい詩情をもたらします。
霧は視界を遮るため、あえて「見えないこと」や「見えない向こうにあるもの」に意識を向けるのがポイントです。音(汽笛や鐘の音、足音など)や、肌で感じる湿り気・冷たさ、気配といった五感を研ぎ澄ませた描写を取り入れると、静寂や奥行きのある情景が引き立ちます。
・聴覚を刺激する言葉(汽笛、足音、鐘、呼ぶ声など) ・色や光を表す言葉(灯り、白、仄か、眩しなど) ・動きや状態(包む、消える、深し、晴れるなど)
霧深し
人生重ね
樹齢かな
霧深し
人生重ね
樹齢かな