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木耳(きくらげ)は、夏にクワやニワトコなどの広葉樹の枯れ木に自生するキノコの一種で、夏の季語です。人の耳のような形をしており、クラゲのようにコリコリとした独特の歯ごたえがあることから、漢字で「木耳」と書き、この名が付きました。湿気の多い夏の森や山林で見られるほか、中華料理の炒め物やスープ、酢の物などの食材として、私たちの日常の食卓でも非常に馴染み深い存在です。
木耳を詠む際は、そのユニークな形状や黒々とした色合い、独特の食感に注目するのがおすすめです。自然の中に生えている瑞々しく湿り気を帯びた姿を描くのも良いですし、台所で乾燥した木耳をたっぷりの水で戻し、みるみる大きく柔らかくなっていく生活感あふれる場面を切り取るのも面白い句になります。見た目の面白さや食べる時の音、手触りなどの五感を意識して描写すると、生き生きとした俳句に仕上がります。
・水に浸す、戻す、中華鍋、箸、皿(台所や調理の道具・動作) ・古木、倒木、深緑、湿り、雨上がり(自然環境や木耳の生える場所) ・梅雨、夕立、冷やし中華(夏に調和する情景や夏の食べ物)
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