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「印度苹果(いんどりんご/インド林檎)」は、甘みが強く芳醇な香りが特徴のリンゴの品種で、秋の季語です。名前に「印度」とついていますが、実際にはアメリカ・インディアナ州原産の品種「インディアナ」が明治時代初期に日本に導入され、訛って「印度」と呼ばれるようになったとされています。酸味が少なく独特の強い甘い香りを放つため、かつては高級な贈答用や病気見舞いの果物として広く親しまれました。昭和後期以降は「ふじ」などの新しい品種に主役を譲りましたが、その独特の甘い香りと懐かしい存在感は俳句の題材として今なお愛されています。
印度苹果の最大の特徴は、その「甘い芳香」と「大ぶりでどっしりとした手触り」、そして「濃厚な甘み」にあります。単なる「林檎」よりも、どこか懐旧の情や、病室の静けさ、昭和の家庭的な温もりを感じさせる力を持っています。皮を剥いた瞬間に立ち上る強い香りや、手に取った時の重み、口に含んだときの食感(歯音など)など、五感を豊かに働かせて描写すると効果的です。
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