彼岸

彼岸

ひがん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「彼岸」は春分の日を中日とする前後七日間のことです。単に「彼岸」と言えば春の季語となり、秋のものは「秋彼岸」と呼んで区別します。元々は仏教用語で、迷いのある現世である「此岸」に対して、悟りの境地である「彼岸」を指す言葉でした。古くから先祖供養のために墓参りや法要を行う習慣があり、同時に「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、厳しい寒さがようやく去り、本格的な春の暖かさが訪れる季節の大きな節目でもあります。

この季語で詠むコツ

お墓参りや寺院での仏事、先祖への静かな思いを詠み込むと深みのある句になります。また、宗教的な行事としてだけでなく、日差しが柔らかくなり草木が芽吹く自然の移ろい、あるいは日常の暮らしに訪れる春の実感を捉えるのもおすすめです。寒暖の境目ならではの空気の緩みや、家族が集う温かな光景など、明るさや清らかさを意識して表現すると良いでしょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

・寺、山門、鐘の音、石段(寺院や墓参りの情景) ・線香、手水、供花(先祖供養の清らかな道具立て) ・陽光、畦道、雀、風(春の長閑さを感じさせる言葉)

「彼岸」の俳句例 (4件)

つく鐘を唖の見て居る彼岸哉
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)
去年見たる花賣に來る彼岸哉
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)
蝌蚪生れて未だ覚めざる彼岸かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
今日彼岸菩提の種を蒔く日かな
松尾芭蕉『芭蕉俳句全集』(Wikisource)

みんなの「彼岸」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

山小屋より

ラジオ中継

秋深し

後の月

四条河原の

下駄の音

日常の

侘び寂び詠みて

後の月

美しき

碧の玻璃なる

秋の酒

秋深し

幸を追う道

夕の風

秋宵の

月にたなびく

白きすじ

関連する「春」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

「彼岸」について深く学ぶ(関連記事)