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その年の春、初めて咲いた桜の花を指す季語です。厳しい冬の寒さを乗り越え、待ち望んでいた春の訪れを告げるように、木々の梢にぽつりぽつりとほころび始めた姿には格別の喜びが宿ります。満開の桜のような豪華絢爛さとは異なり、まだ控えめで初々しい美しさと、いよいよ春本番を迎えることへの弾むような期待感を象徴しています。
満開の景を詠むときのような華美な表現は避け、最初の一輪を見つけた瞬間の小さな驚きや、胸のときめきを素直にすくい取ることが大切です。遠景全体を捉えるよりも、枝先のかすかな薄紅色や零れるような光、風の気配など、焦点を絞って繊細に描写すると初桜のみずみずしさが際立ちます。日々の暮らしの中でふと目に入った場面を切り取るのも効果的です。
青空、朝の光、梢、つぼみ、仰ぐ、ほころぶ、通学路、坂道、淡し、微風
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み
三拍子
ワルツ踊りて
夕とんぼ
石蕗咲きて
丸き無縁の
墓守る
音の無い
野に群れてとぶ
蜻蛉かな