初昔

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はつむかし

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意味・由来

「初昔」とは、年が明けてから七日、または十日ほどが過ぎた頃を指す新年の季語です。「昔」という漢字には「十日間」という意味があり、新しい年を迎えてからまだほんのわずかな日数しか経っていないにもかかわらず、元日の晴れやかさや賑わいが早くも遠い昔のことのように感じられるという、時間の経過に対する繊細な感慨や名残惜しさが込められています。松の内の賑わいが去り、日常へと移り変わる独特の空気感を表現する言葉です。

この季語で詠むコツ

正月気分の華やぎが落ち着き、静けさと平穏が戻ってくる暮らしの変化を捉えるのが大切です。元日の高揚感と現在の静けさとの対比を意識し、少しの寂しさや、気持ちを新たに普段の生活へ向かう凛とした感情を詠み込むと効果的です。大げさな表現を避け、身の回りのささやかな変化に目を向けてみましょう。

相性のいい言葉・取り合わせ

正月飾りを外す所作、七草粥の湯気、片付けられた座敷、普段着に戻った街の様子、仕事始めの澄んだ朝の光など、日常の息遣いが戻ってくる情景を表す言葉と非常によく調和します。

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