新筵

新筵

あらむしろ

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意味・由来

「新筵(あらむしろ)」とは、新年を迎えるにあたって新しく編んだり敷いたりする筵(むしろ)のことです。昔の農村などでは、新春を迎える準備として、年末に収穫した清潔な藁で新しい筵を編み、土間や座敷に敷いて年神様や年始客をお迎えする習慣がありました。青々とした藁の香りや清らかな質感には、古き年を払い落とし、新しい年の幸福や豊作を祈る素朴で敬虔な願いが込められています。新年の季語として、爽やかさと生活のぬくもりを併せ持ちます。

この季語で詠むコツ

新筵の大きな魅力は、その五感に訴えかける瑞々しさにあります。新調された筵ならではの「青い藁の香り」や、手で触れたときの「さらりとした心地よさ」、きっちりと編み込まれた「整った編み目」などに注目してみましょう。また、家族が揃って座る場面や、年始の挨拶に訪れた客を招き入れる様子など、お正月ならではの団らんや改まった空気感を重ねると、生活実感を伴った魅力的な句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・香りや色彩を表す言葉:藁の香、青畳、日ざし、初茜、みどり ・室内の様子や動作:土間、縁側、敷き初む、正座、客を迎ふ ・新年の風物:屠蘇、注連飾、神棚、鏡餅

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