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「青げら(アオゲラ・緑啄木鳥)」は、キツツキ科に属する日本固有の鳥です。背中がオリーブがかった美しい緑色(古語で緑を「青」と呼んだことに由来)をしており、頭頂部の鮮やかな赤色が印象的な鳥です。「啄木鳥(きつつき)」は秋の季語であり、青啄木鳥も同様に秋の季語として詠まれます。秋の澄んだ山林に響き渡る「ピョー、ピョー」という鋭い鳴き声や、木を小気味よく叩くドラミングの音(木突く音)は、秋の深まりと静けさを際立たせます。
青啄木鳥を詠む際は、「音」と「色彩」、そして「山林の静けさ」に着目するのがポイントです。姿をはっきりと見ることは難しくても、木立に響くドラミングの音によってその存在を感じる情景が多く詠まれます。音が響くことでかえって際立つ山の静寂感や、紅葉・黄葉し始めた木々の色彩と青啄木鳥の羽色の対比を意識すると、秋の深山幽谷の気配が生き生きと立ち現れます。
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