秋の蛍

秋の蛍

あきのほたる

別の表記・呼び名:秋蛍(あきほたる)

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋の蛍」は、初夏の盛りの時期を過ぎて秋になっても生き残っている蛍のことです。別名「残る蛍」「名残の蛍」「秋蛍(あきほたる)」とも呼ばれます。夏の蛍が放つ群れをなすような華やかで力強い光とは対照的に、秋の蛍は数も少なく、かすかで弱々しい光を放ちながら水辺や草むらを漂います。その衰えゆく光や孤独な姿に、深まりゆく秋の寂寥感や命の儚さ、無常観を重ね合わせて愛でる季語です。

この季語で詠むコツ

夏の蛍との対比を意識し、「孤独」「静寂」「冷気」「儚さ」を際立たせるのがポイントです。元気に飛び交う様子ではなく、草の葉にしがみついて光っていたり、力なくひとすじの光を引いて流れていったりするような、繊細な動きや弱々しい光を丁寧に捉えましょう。また、冷ややかに澄んだ秋の夜気や、川のせせらぎ、虫の声といった聴覚・触覚の情景と重ねることで、情緒豊かな一句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 自然・天象:露、川風、夜水、星合、銀河、冷やか
  • 植物・場所:薄(すすき)、水際、古庭、軒端
  • 心情・状態:ひとすじ、かすか、残りたる、頼りなき、消え入る

「秋の蛍」の俳句例 (1件)

辻君のたもとに秋の螢かな
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「秋の蛍」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

蛙鳴く

自転車止めし

川の土手

早春の

光をまとふ

水たまり

早春や

硝子のやうな

川ひかる

早春の

坂をのぼれば

海ひかる

杉菜萌ゆ

土筆の去りし

畦のうえ

ひとむらの

杉菜に風の

通りけり

関連する「秋」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事