秋薔薇

秋薔薇

あきばら

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「秋薔薇(あきばら・あきのばら)」は、秋に咲く薔薇のことです。薔薇は本来、初夏(仲夏)の季語ですが、四季咲きの品種は秋にも美しい花を咲かせます。初夏の薔薇が咲き誇る華やかさや生命力に満ちているのに対し、秋薔薇は花数がやや控えめで、気温の低下とともに色合いがぐっと深まり、香りも引き締まって澄んだ気品を漂わせます。どこか哀愁や静けさ、凛とした孤独感を宿すのが秋薔薇の大きな特徴です。

この季語で詠むコツ

初夏の薔薇とのコントラストを意識することがポイントです。にぎやかさではなく、「深まる秋の冷気」「夕暮れの光」「色や香りの濃密さ」など、秋ならではの空気感や陰影を捉えると効果的です。また、人生の円熟味や、静かな時間、ひそやかな祈り・情念などを秋薔薇に重ねて詠むと、深みのある一句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・色彩・光:深紅、黄昏、夕影、淡き日差し、翳り ・気候・時間:秋冷、秋日和、夕暮、しじま、露 ・心情・情景:静けさ、祈り、佇む、一輪、枯れゆく

秋薔薇」の俳句例 (3件)

秋薔薇やひとへに雨のあがりたる
詠み人知らず【現代語訳】秋の薔薇が咲いている。ちょうど降っていた雨がすっきりと上がったことだ。【鑑賞】雨上がりの澄み切った秋の空気のなかに、雨滴をまとって凛と咲く秋薔薇の清冽な美しさを写し取った名句です。
秋薔薇や病む人のため咲きいでし
久保田万太郎【現代語訳】秋の薔薇が咲いている。まるで病床にある人を慰めるために咲き出たかのようだ。【鑑賞】秋薔薇の控えめで優しい佇まいを、病める人へのあたたかな慈しみや労わりの心と重ね合わせて詠んでいます。
秋薔薇や母恋ふこころやや薄れ
中村汀女【現代語訳】秋の薔薇が咲いている。亡き母(あるいは遠い母)を恋しく思う切実な情も、時を経ていくらか薄れてきたことだ。【鑑賞】咲き誇るのではなく静かに咲く秋薔薇を前に、歳月の経過とともに穏やかになっていく切ない情愛と寂寥感を素直に詠出しています。

みんなの「秋薔薇」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「秋薔薇」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語