赤げら

赤げら

あかげら

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「赤げら(アカゲラ)」はキツツキ科の中型の鳥で、黒と白のまだら模様に後頭部や下腹の鮮烈な赤色が目を引く美しい野鳥です。一年を通じて生息する留鳥ですが、秋になると落葉によって林の見通しが良くなり、高原や人里近い山林でも姿を見つけやすくなります。「キョッキョッ」という鋭い鳴き声や、嘴で勢いよく幹を叩く乾いたドラミングの音が澄み渡る秋の大気に心地よく響き渡ることから、秋の訪れや深まりを感じさせる季語として親しまれています。

この季語で詠むコツ

赤げらを詠む際は、「視覚的なコントラスト」か「聴覚的な静寂の強調」に着目するのがポイントです。黒白赤の鮮やかな羽色を紅葉や黄葉、白い幹(白樺など)と対比させて色彩豊かに描くか、あるいは静まり返った山林に響く「トントン」という木突きの音を捉えて、周囲の静けさや秋の深まりを際立たせると効果的です。鳥そのものの姿だけでなく、木立の空気感や光の陰影とともに描き出すと情景が立ち上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

  • 自然・樹木:白樺、落葉松(からまつ)、雑木林、梢、高原、木漏れ日
  • 音・動作:こだま(木霊)、乾く、打つ音、響く、飛び交ふ
  • 時候・情景:秋晴、秋気、澄む、秋深し、山日和

赤げら」の俳句例 (3件)

赤げらのたたく梢の暮れかねつ
飯田龍太【現代語訳】赤げらがリズミカルに突いている梢のあたりは、秋の夕暮れがなかなか暮れきらずに明るさを残している。 【鑑賞】高い梢で木を叩く赤げらの乾いた音と、秋の夕空の残光を捉えた叙情的な句です。「暮れかねつ」という表現に、山の秋のゆったりとした時間の流れと、どこか名残惜しいような澄んだ夕暮れの情感が美しく響き合っています。
赤げらや白樺の幹立ちならび
詠み人知らず【現代語訳】赤げらがいる。その背景には白樺の白い幹がまっすぐに立ち並んでいる。 【鑑賞】高原の澄んだ秋空のもと、整然と並ぶ白樺の白い樹皮と、そこに留まる赤げらの鮮烈な色彩(白・黒・赤)の対比が絵画のように美しい一句です。無駄のない描写によって、高原の清冽な空気と静けさが際立っています。
赤げらの飛び立つ赤の失せにけり
西東三鬼【現代語訳】赤げらが飛び立った瞬間、その鮮やかだった赤色が視界からふっと消え去ってしまった。 【鑑賞】木にとまっていた赤げらの鮮烈な赤い羽色が、羽ばたいて飛び去ると同時に森の奥へかき消される一瞬の動態を捉えています。色の消失とともに訪れる秋の林の静寂と、視覚の鮮烈な余韻が強く心に残る名句です。

みんなの「赤げら」の詠み(人気順)

この季語を使った人気の投稿はまだありません。

みんなの「赤げら」の詠み(新着)

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

関連する「」の季語