雪除とる

雪除とる

ゆきよけとる

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意味・由来

「雪除とる(ゆきよけとる)」とは、冬の間に雪の重みや吹雪から家屋の窓、壁、庭木などを守るために設けていた板や筵、竹などを、春の訪れとともに取り外す作業を指す春の季語です。地域によっては「雪囲解く(ゆきがこいとく)」とも呼ばれます。長く厳しい冬に耐え抜いた雪国の人々にとって、雪除を取り払う日は、閉ざされていた暮らしから解き放たれ、本格的な春の訪れを肌で実感する晴れやかな節目です。

この季語で詠むコツ

雪除を取り外した瞬間に広がる「光」や「風」、「外の景色」の変化を捉えることが最大のコツです。それまで薄暗かった屋内に一気に春の日差しが差し込む様子や、外された板を運ぶ音、庭土の匂いなど、五感を使った描写を意識しましょう。作業自体の動きや生活感を描くだけでなく、人々の解放感や安堵の気持ちを重ね合わせると、情感豊かな一句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光(ひかり)、日差し(ひざし) ・窓(まど)、障子(しょうじ)、縁側(えんがわ) ・庭土(にわつち)、青空(あおぞら) ・風(かぜ)、明るむ(あかるむ)

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