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「玉霰(たまあられ)」は、冬の空から降ってくる霰(あられ)を美しく表現した言葉です。雲から零れ落ちる氷の粒が、まるで美しく磨かれた小さな玉(真珠や水晶)のように丸く愛らしいことから、美称として「玉」が冠されました。平安時代の和歌にも好んで用いられた雅やかな響きを持つ季語であり、厳しい寒さの中にキラリと光る自然の造形美を感じさせてくれます。
玉霰の魅力は、その硬さと軽快な動き、そして白く輝く姿にあります。地面や板庇、傘に当たって「パラパラ」「コロコロ」と心地よく跳ねる音(聴覚)や、手のひらに受け止めた瞬間に転がり消えていく冷たさ(触覚・視覚)を写し取ると生き生きとした句になります。ただ「霰」とするよりも愛らしさや幻想的な雰囲気が増すため、日常のふとした驚きや静かな冬の情景と組み合わせると効果的です。
・音や動きを表す言葉(弾く、跳ねる、転がる、走る、こぼる) ・受け止める場所や物(板庇、傘、手の平、庭石、小笹、石畳、窓) ・色彩や光を感じる言葉(青空、昏き空、白、真珠)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?冬隣
吹かれし街を
独りゆく
もみじ落つ
朽ちゆく我も
また一葉
せせらぎの
音も錦の
谷紅葉
赤紅葉
浮かぶ障子や
黒紅葉
一条の
光となりて
翡翠飛ぶ
出張と
言へど浮き立つ
旅始