炭斗

炭斗

すみとり

別の表記・呼び名:炭取(すみとり)

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意味・由来

「炭斗(すみとり)」とは、火鉢や囲炉裏、茶の湯の炉などにくべる炭を入れて持ち運ぶための籠や器のことです。竹を編んだものや曲物、瓢箪(ひょうたん)など様々な素材で作られており、実用品でありながら道具としての美しさも兼ね備えています。特に茶道では「炭手前」という所作があり、炭の並べ方や道具の佇まいが重んじられます。寒さが増す冬の暮らしの中で、暖をとる準備に欠かせない道具として、冬の季語となっています。

この季語で詠むコツ

炭斗そのものの材質や手触り、置かれた室内の静けさを描写するのが効果的です。使い込まれて黒ずんだ竹の編み目や、炭斗の中に整然と盛られた炭の黒さ、あるいは茶席特有の清らかな空気感に目を向けてみましょう。単に火を熾すための道具としてだけでなく、寒気の厳しい部屋に温もりを招き入れるための丁寧な所作や、静寂の中の気配を捉えると深みのある句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・火箸、羽箒、灰均し(炭を扱う道具たち) ・炉、囲炉裏、火鉢、茶室、板の間 ・炭の香、白炭、枝炭 ・古竹、網代、手擦れ(使い込まれた風情を表す言葉)

「炭斗」の俳句例 (1件)

炭斗の侍せるが如き屏風かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「炭斗」の詠み

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