盛夏

盛夏

せいか

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意味・由来

「盛夏」とは、夏の盛り、すなわち一年の中で最も暑さが厳しく、太陽の光が強烈に降り注ぐ真夏の時期を指す季語です。陰陽五行や二十四節気においては大暑(七月下旬頃)から立秋の前日までに当たり、晩夏の季語に分類されます。単に気温が高いというだけでなく、草木の繁茂や海の輝きなど、自然界の生命力が頂点に達した力強さと、眩い季節の輝きを格調高く表現した言葉です。

この季語で詠むコツ

「盛夏(せいか)」は三音または五音として扱える引き締まった漢語です。言葉自体に堂々とした重みがあるため、「暑い」「眩しい」と説明的に重ねるのではなく、具体的な光景を一つ取り合わせてその気配を描くのが上達の近道です。たとえば、真っ白に照り返す舗装路、深く濃い木陰のコントラスト、あるいは遠くの山並みの濃い青さなど、視覚的に夏の盛りを感じさせる事物を切り取ると、引き締まった鮮やかな一句に仕上がります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・青嶺、碧落、積乱雲、白波、木陰などの夏景を際立たせる言葉 ・白壁、鉄橋、広場、街道、ガラス窓などの無季の建造物や街の言葉 ・深し、極まる、動かず、照り輝くなどの情景を支える動詞や形容詞

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