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「大晦日(おおみそか・おおつごもり)」は、一年の最後の日である十二月三十一日を表す冬の季語です。「みそか」は本来、毎月の三十日(月末)を意味し、「つごもり」は月が隠れる「月隠(つきごもり)」が変化した言葉です。一年を締めくくる最も大切な月末であることから「大」の字が冠されました。古くから、年神様を迎えるために夜を徹して籠もる風習があり、慌ただしさとともに神聖な静けさを併せ持つ特別な一日です。
大晦日は、昼間の喧騒から夜の静けさへと劇的に空気が変わる日です。買い出しや大掃除の慌ただしさ、年越し蕎麦をすする団らん、そして除夜の鐘を待つ深夜の静寂など、時間の移ろいに着目して詠むのがおすすめです。また、「忙しい」と直接説明するのではなく、片付いた台所や時計の針の音、冷え込む夜気など、具体的な事物や感覚を取り入れることで、年の瀬の実感が鮮やかに立ち上がります。
・生活の事物:蕎麦、湯気、時計、畳、灯り、箒 ・五感の表現:夜の底、冷たき風、鐘の音、静けさ、煮炊きの音 ・心情や場面:家族の寝息、独り居、旅の宿、拭き清む
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?ひとりゐの
鍋底さらふ
夜寒かな
大根干し
萎びて太さ
揃ひゆく
秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり
暗闇の
奧に虫たち
夜を編み