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「暖鳥(ぬくめどり)」は、厳しい冬の夜、寒さを凌ぐために鷹が小鳥を捕らえて自らの足もとに抱き、暖を取るという古くからの言い伝えに由来する冬の季語です。朝を迎えると、夜通し身体を温めてくれた小鳥を殺すことなく飛び去らせるという、どこか情け深い逸話も伴っています。厳冬の過酷な寒さと、生きもののか細い命のぬくもり、そして命への哀れみが美しく重なり合う、非常に情趣豊かな言葉です。
単に鷹の言い伝えを描写するだけでなく、「凍てつくような寒さ」と「わずかな体温」の鮮やかな対比を意識して詠むのがポイントです。静まり返った夜の寒気、命の微かな鼓動、朝の光など、繊細な感覚を捉えましょう。また、自分自身の寒さをしのぐ行為や、誰かを温めたいという切実な思いに重ねて詠むことで、奥行きのある情緒深い一句に仕上がります。
・触覚・温度を表す言葉(爪、羽、掌、冷たし、微熱) ・時間や情景を表す言葉(夜半、霜夜、暁、あけぼの、枝) ・静寂を感じさせる言葉(息、鼓動、気配、山深し)
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?霜畳
微かに跳ねる
冬の鳥
叫ぶごと
鹿の声して
杜の暮る
楓の葉
染まりて山の
色を編み
まだ聞かぬ
鹿の声待つ
山深し
十字路の
どこかに消ゆる
鹿の声
天空を
突いて地渡る
鹿の聲