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「寒菊(かんぎく)」とは、厳しい寒さが続く真冬に咲く小菊の総称です。秋を彩った菊の花がすっかり枯れ果て、多くの草木が冬眠に入るような枯れ野の季節にあって、霜や寒風に耐えながら凛として咲く姿が古くから愛されてきました。豪華絢爛な秋の菊とは対照的に、小さく控えめでありながら、寒さに負けない芯の強い生命力を感じさせる冬の代表的な植物の季語です。
寒菊を詠む際は、周囲の「枯れ」や「寒さ」との対比を意識することがポイントです。花そのものの可憐さを描写するだけでなく、霜の白さ、冬の低く柔らかな日差し、庭の片隅や路傍といった場所の静けさと組み合わせると、寒菊の存在感がぐっと際立ちます。健気さや清らかな気品に焦点を当て、作者自身の冬の心情を重ねてみるのも味わい深い表現につながります。
・自然・天候:霜、日だまり、薄日、木枯らし、寒空 ・場所・背景:竹垣、土塀、石垣、軒下、庭の隅 ・様子・色彩:黄色、白、凛と、ぽつんと、一輪
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?茶を注ぐ
音だけ聞こゆ
秋の夜
本を閉じ
椅子に委ねる
秋夜かな
喉うるおう
コーンスープや
秋の湯気
手の甲に
クリーム白さ
秋に消え
秋の夜や
茶碗のひびを
継ぐる金
秋の夜や
のれん二つの
はしご酒