旱畑

旱畑

かんばた・ひでりばたけ

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意味・由来

「旱畑(かんばた、または、ひでりばたけ)」とは、長い間雨が降らず、夏の強い日差しに照らされ続けてカラカラに乾ききってしまった畑のことです。土は白っぽくひび割れ、作物が青さを失って萎れていく様子は、夏の暑さの過酷さや厳しさを際立たせます。水不足に苦しみ、恵みの雨をひたすらに待ち望む農作業の苦労や自然の圧倒的な力が込められた、夏を代表する季語の一つです。

この季語で詠むコツ

単に「暑い」「畑が乾いている」と状況を説明するのではなく、乾いた土の亀裂、舞い上がる砂埃、作物の垂れ下がった葉など、五感に訴えかける具体的な情景を描くのがポイントです。また、遠くの湧き雲を見上げる視線や、水を撒いてもすぐに吸い込まれてしまう儚さなど、雨を乞う心情を道具や人の動作に託して表現すると、句に深い情緒が生まれます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・土のひび割れ、白き砂埃、畝(うね) ・萎れた葉、立ち枯れ、作物の影 ・井戸(夏)、柄杓(ひしゃく)、鍬(くわ) ・夕立を待つ、遠雷(夏)、照りつける日輪

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