避寒

避寒

ひかん

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

「避寒」とは、厳しい冬の寒さを避けるため、温暖な南の地域や温泉地などへ出かけて冬を過ごすことです。夏の「避暑」に対する言葉で、古くから文人や療養を目的とする人々が伊豆や熱海、房総、南国などの陽だまりを求めて逗留したことから季語として親しまれるようになりました。単なる一時的な旅行というよりは、寒さを離れて心身を休めるという、ゆったりとした時間の流れや養生の気配を伴う言葉です。

この季語で詠むコツ

寒さから解放されたときの「安堵感」や、滞在地に広がる柔らかな光、のどかな空気感を捉えるのがポイントです。観光地の賑やかさを詠むよりは、宿の縁側で受ける冬日差し、穏やかな波の音、湯上がりの心地よさなど、滞在先での静かな日常の一コマを切り取ると「避寒」ならではの落ち着いた味わいが出ます。また、厳しい寒さにある遠い故郷や普段の暮らしをふと思い出すといった、心の内面の対比を描くのも深みを生む工夫です。

相性のいい言葉・取り合わせ

南の海、潮騒、岬、陽だまり、縁側、温泉、湯煙、読書、庭の椿、柑橘の香りなど、温もりやのんびりとした逗留生活を連想させる言葉と相性が抜群です。

「避寒」の俳句例 (2件)

橙に天照る日ある避寒かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
橙の木の間に佇ちつ避寒人
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「避寒」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

秋愁を

心の灯とす

息込みぞ

残菊や

古刹の細雨に

面あぐ

残菊や

古刹の宿り

夜の雨

盤石に

苔むす沢や

秋深し

穭田に

課外授業

子らの声

野良仕事

終えて夫婦や

菊日和

関連する「冬」の季語

新年の季語も見てみませんか

新年の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事