湯たんぽ

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ゆたんぽ

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意味・由来

「湯たんぽ(ゆたんぽ)」は冬の生活の季語です。金属製や陶器、ゴムなどの容器に熱湯を入れ、布袋やタオルで包んで寝床に入れ、足元や身体を温める道具です。中国で唐の時代に生まれた言葉とされ、本来は「湯婆(たんぽ)」と書きました。「婆」には妻の代わりに抱いて温まるものという意味合いが込められており、日本には室町時代頃に伝わったとされています。どこか懐かしく、穏やかな温もりが感じられる冬の風物詩です。

この季語で詠むコツ

単に「温かい」と詠むだけでは平凡になりがちです。お湯を注ぐときのゴボゴボという音や立ち上る湯気、トタンの波打つ手触り、抱きしめたときの重みなど、五感を使って描写することが大切です。また、自分のためだけでなく、子や老親のために用意する家族の優しさや、朝方になってじんわりと冷めていく時間のはかなさに目を向けると、より深みのある句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・身体の感覚:足の甲、爪先、寝返り、ぬくもり、重たさ ・暮らしの情景:母の手、注ぎ口、夜更け、毛布、布団の底 ・時間の移ろい:冷めゆく、明け方、残り湯、静けさ

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