春めく

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はるめく

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意味・由来

「春めく」は、立春を過ぎた頃、まだ寒さは残っていながらも、日差しや風の感触、空の色などに春らしい気配がほんのりと感じられる様子を表す季語です。「めく」は「~のようになる」「~らしくなる」という意味を持つ接尾辞で、本格的な春の到来そのものというよりは、冬から春へと移ろいゆく微かな兆しや、それに気づいたときの心のときめきを含んでいます。

この季語で詠むコツ

「春めく」自体に豊かな情緒と季節感があるため、ただ「暖かくなった」と説明するのではなく、何を見て、あるいは何を感じて春の兆しを捉えたのかを具体的に描写するのがコツです。例えば、水面の輝きや窓から差し込む光の角度、街ゆく人の服装の軽やかさ、ふと緩んだ土の匂いなど、五感で捉えた小さな変化を一句の中に置き、「春めく」と響き合わせることで、実感のこもった鮮やかな句になります。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光、日差し、波、川、風などの自然の表情を表す言葉 ・窓、路地、坂道、歩道などの日常の風景 ・コート、襟、声、足音など、人の気配や動作にまつわる無季の言葉

「春めく」の俳句例 (1件)

春めくと思ひつつ執る事務多忙

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