破魔矢

破魔矢

はまや

別の表記・呼び名:浜矢(はまや)

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意味・由来

「破魔矢(はまや)」は、新年の季語です。正月に神社や寺院へ初詣に訪れた際、厄除けや開運の縁起物として授与される飾り矢のことを指します。その起源は古く、平安時代の正月に行われていた、弓矢で的を射てその年の吉凶を占う神事に由来すると言われています。「魔を破り、災いを退ける」という意味が込められており、白羽の矢に小さな絵馬や鈴が添えられているのが一般的です。

この季語で詠むコツ

破魔矢は、新年の清々しさや厳かな空気感を象徴する季語です。詠む際には、破魔矢そのものの色や形を描写するだけでなく、初詣の行き帰りの情景や、手にしたときの心の動きを捉えると臨場感が出ます。例えば、人波の中で大切に掲げて歩く姿、歩くたびに微かに鳴る鈴の音、家に持ち帰って神棚や鴨居に飾ったときの晴れやかな気持ちなど、日常の具体的な一場面を切り取るのがコツです。

相性のいい言葉・取り合わせ

視覚的な色彩や、新春の動作を連想させる言葉と相性が抜群です。 ・視覚・聴覚の言葉:「白羽(しらは)」「朱の文字」「鈴の音」「青空」 ・情景や動作の言葉:「人波」「家路」「かざす」「神棚」「仰ぐ」 ・新年の言葉:「初詣」「初日」「改まる」

「破魔矢」の俳句例 (2件)

風寒し破魔矢を胸に抱へくる
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)
抱し子に持たせて長き破魔矢かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

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