賀客

賀客

がきゃく

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意味・由来

「賀客(がきゃく)」とは、新年の挨拶のために訪れてくる客のことです。「年始客(ねんしきゃく)」や「礼者(れいじゃ)」とも呼ばれます。古くから年頭に親戚や恩人、知人などの家々を巡り、旧年の感謝と新春の寿ぎを交わす習俗がありました。普段の来訪者とは異なり、改まった装いや晴れ着に身を包み、新しい年のめでたい空気を運んでくる客人を指す、お正月ならではの季語です。

この季語で詠むコツ

賀客という言葉そのものに、新年の華やぎや改まった雰囲気がしっかりと備わっています。そのため、単に客が訪れたことだけを詠むのではなく、玄関先で交わされる新年の挨拶の声、整然と脱ぎ揃えられた履物、座敷に通されたときの空気感など、具体的な情景を一つ切り取ると臨場感が生まれます。また、客をもてなす晴れやかな忙しさだけでなく、客が辞去した後のふとした静けさや安堵感に焦点を当てるのも、深い余韻を生み出すおすすめの技法です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・場所や動作:玄関、式台、座敷、沓(くつ)、外套(コート)、辞す、迎ふ ・もてなしの情景:屠蘇(とそ)、金盃、雑煮、重箱、笑み、晴着 ・室内のしつらい:床の間、福寿草、水仙、鏡餅、結び文

「賀客」の俳句例 (1件)

はる/″\と慕ひ来りし賀客かな
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「賀客」の詠み

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