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「汗水(あせみず)」は、水のように激しく流れ落ちる大量の汗のことを指す夏の季語です。ただ肌が汗ばむ程度ではなく、全身からしたたり落ちるほどの激しい汗を表し、「汗水流して働く」という慣用句があるように、真夏の厳しい暑さの中で一生懸命に労働や作業に励む姿と深く結びついています。暑さに耐えながら懸命に生きる人間の力強さや、労働の尊さ、肉体の躍動感を生き生きと描き出す言葉です。
「汗水」を使うときは、単に「暑くて大変だ」という愚痴にするのではなく、作業に打ち込む真摯な姿勢や、身体の具体的な動きを伴わせることが大切です。額から顎へと伝う汗のしずく、濡れそぼるシャツ、日焼けした腕など、視覚や触覚に訴える具体的な描写を取り入れましょう。また、一仕事を終えた瞬間の爽快感や脱力感、あるいは冷たい水を飲む場面などを取り合わせると、季語の持つ生命感がより一層引き立ちます。
・道具や作業の情景:手拭(てぬぐい)、金槌、麦藁帽子(むぎわらぼうし)、荷車、草引き ・身体の動きや感覚:滴る(したたる)、拭う、背中、額、塩の味 ・夏の無季・夏の生活語:井戸水、木陰、冷水(ひやみず)、坂道、土埃