揚雲雀
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意味・由来

「揚雲雀(あげひばり)」は、春の野原から天高くまっすぐに舞い上がり、美しい声でさえずる雲雀の姿をとらえた春の季語です。「雲雀」単独でも春の季語ですが、「揚雲雀」とすることで、地上から空へと力強く飛び立つ垂直の動きや、生命力あふれる躍動感がより鮮明に際立ちます。春のうららかな陽射しの中、見えなくなるほど高く昇りながら鳴き続ける様子は、古くから春の野の象徴として愛されてきました。

この季語で詠むコツ

揚雲雀を詠む際は、「天に向かう上昇感」や「どこまでも広がる青空の高さ」を意識することが大切です。高く昇るあまり姿は見えなくなっても、鳴き声だけが空から降ってくるような聴覚の描写を取り入れると、雄大な空間の広がりが生まれます。また、足元の草花やのどかな野原といった地上の風景と対比させることで、空の高さと揚雲雀の勢いがよりいっそう引き立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・青空、天、陽光、風(空や光の広がりを表す言葉) ・あぜ道、野原、菜の花(地上の春を思わせる言葉) ・声、響く、見失ふ、昇る(聴覚や動きを捉える言葉)

「揚雲雀」の俳句例 (1件)

落ち行けば隣のくにや揚雲雀
正岡子規『寒山落木 巻一』(青空文庫)

みんなの「揚雲雀」の詠み

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