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「綿入(わたいれ)」は、表地と裏地の間に綿を挟んで縫い仕立てた防寒用の着物のことです。綿入れ半纏(はんてん)や綿入れ襦袢(じゅばん)など、日常的に寒さを防ぐ衣服全般を指します。昔の日本の冬において、人々を厳しい寒気から守る欠かせない生活必需品であり、ふっくらとした厚みと柔らかな温もりが感じられる冬の代表的な生活季語です。
綿入を詠む際は、ただ「温かい」と説明するのではなく、羽織ったときの肩に感じる確かな重みや、日向の匂い、綿の厚みといった具体的な感覚を描き出すことが大切です。また、針仕事で綿を入れ直す仕草や、家族への思いやり、囲炉裏端や縁側で静かに過ごす日常の一コマなど、暮らしの温もりや素朴な愛情を取り合わせると、味わい深い一句になります。
・感触や動作:羽織る、肩の重み、繕う、温もる、ふくよか ・場所や情景:縁側、日向、炬燵、夕暮れ ・人物や心理:祖母、幼き日、安堵、ひと息
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あなたが最初の1句を詠んでみませんか?赤蜻蛉
絵と見えけるぞ
湿原に
ひとりゐの
鍋底さらふ
夜寒かな
大根干し
萎びて太さ
揃ひゆく
秋薔薇の
馨り掬ひて
休みけり
蜻蛉や
水辺に影の
連なりぬ
宵の酔い
新酒の樽割るるとき
戻りけり