冬至梅

冬至梅

とうじばい

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意味・由来

冬至梅(とうじばい)とは、冬至のころ(十二月下旬)に、ほかの梅に先駆けて早くも咲き始める白梅の早咲き品種、またその花のことです。真冬の最も昼が短い時期に咲くため、寒風の中で凛としてほころぶ姿には、春の梅とは異なる清冽な趣があります。古くから、厳しい寒さの中にいち早く春の兆しを告げる尊い花として愛でられてきました。

この季語で詠むコツ

冬至梅を詠む際には、本格的な冬の寒気や、冬至ならではの慌ただしさ、あるいは静けさとの対比を意識するのがポイントです。春本番に咲き乱れる梅と違い、まだ咲いている花数も少なく、一輪一輪が貴重で目立ちます。そのため、「寒さ」「日暮れの早さ」「一輪の白さ」に焦点を当てて、その健気さや凛とした佇まいを写し取ると、季語の持つ季節感が鮮やかに引き立ちます。春の訪れを待ち望む心持ちを託すのも効果的です。

相性のいい言葉・取り合わせ

・光や影:「薄日」「短日」「日脚」「夕影」 ・寒さや空気:「寒気」「冷気」「冴ゆる」「静寂」 ・咲き姿:「一輪」「ほころぶ」「白妙」「凛と」 ・場所・情景:「古刹」「庭石」「板塀」「軒端」

「冬至梅」の俳句例 (1件)

我宿のおのづからなる冬至梅
松本たかし『松本たかし句集』(青空文庫)

みんなの「冬至梅」の詠み

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