禁鳥

禁鳥

とどめどり

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意味・由来

「禁鳥(とどめどり)」とは、春の繁殖期を迎えた鳥たちを保護するために、狩猟が禁止されること、またその期間に保護される鳥のことを指す春の季語です。かつての狩猟の決まりに基づき、命を育む季節に鳥を殺めることを留め置く(禁じる)という意味から名付けられました。厳しかった冬の猟期が終わり、山野に生きる鳥たちが安心して巣作りや子育てを始められる平穏と、命への慈しみが込められた言葉です。

この季語で詠むコツ

単に鳥そのものを描写するだけでなく、「狩猟が終わった」という背景を意識すると深みが出ます。銃を納めて山を下りる猟師の安堵感や、銃声が消えて静けさと活気を取り戻した春の山野の空気感を捉えてみましょう。鳥の鳴き声の伸びやかさや、梢で羽を休める姿など、鳥たちが本来ののびのびとした生命感を取り戻した様子に焦点を当てて詠むと、季語の持つ優しい温もりが際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・山笑う(春の季語) ・春山、春野(春の季語) ・木々の芽(春の季語) ・銃(鉄砲)、猟具(無季) ・梢、森の静けさ、巣立ちの準備(無季)

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