薪能

薪能

たきぎのう

俳句びと 公式スマートフォンSNS

あなたの句を、世界に届けよう

季語辞典で見つけた素敵な言葉を使って、今日の一句を詠んでみませんか?無料で投稿でき、他の愛好家と交流できます。

意味・由来

薪能は、夜間に野外で篝火(かがりび)を焚きながら演じられる能楽のことです。その起源は奈良の興福寺において、春の修二会(しゅにえ)の際に行われた「薪猿楽(たきぎさるがく)」に由来します。現在では夏や秋など様々な季節に全国各地の神社仏閣や城跡で開催されていますが、伝統的な俳句の歳時記では、発祥の神事にちなんで春の季語として扱われます。薄闇の中に揺らめく炎と、神仏に捧げる幽玄な舞が一体となる、厳かで美しい情景を指します。

この季語で詠むコツ

暗闇に赤々と燃え盛る火と、能面に落ちる陰影の対比を鮮やかに描き出すのがコツです。春の夜の肌寒さ(春寒)や、夜風に揺れる煙、薪が爆ぜる音など、視覚だけでなく皮膚感覚や聴覚を意識して詠み込むと、現場の張り詰めた空気感が伝わります。大げさに神秘性を語るよりも、篝火の火の粉が舞い上がる一瞬や、役者の足拍子、衣装の裾の動きなど、具体的な一点に焦点を絞ることで、薪能の持つ幽玄の美が際立ちます。

相性のいい言葉・取り合わせ

・篝火、火の粉、薪の爆ぜる音、立ち上る煙 ・春の夜、春寒、夜風、薄霞、古都 ・能面、笛の音、鼓、地謡

みんなの「薪能」の詠み

この季語を使った「みんなの詠み」はまだありません。

あなたが最初の1句を詠んでみませんか?

みんなの新着句

天の川

草の露にも

遠さあり

かき氷

舌のまんなか

青残る

海開き

まだ冷たさを

足に聞く

夕立や

駅の匂ひの

立ち上がる

土用波

晴れた浜辺に

黒き藻を

日傘閉づ

白き額に

街戻る

関連する「春」の季語

冬の季語も見てみませんか

冬の季語一覧

あわせて読みたい俳句の記事